大航海OL(休止中)とかPSO2の日記とか


by elixir7

すくいきれないもの

ハッハッハッハッ――――――

息が荒い
心臓は悲鳴を上げ、ひざは笑いそうになっている
呼吸を整えることもせず、男は裏路地に駆け込んだ

「みつけたか!?」
「いや、見失った。このあたりにいるはずだ」

男は額の汗をぬぐい「畜生、なんで私がこんな目に…」とひとりごちた


そもそもの始まりはあの男たちの話に乗ったことだった
人々を混乱させて多少の笑いともに終わる…ただそれだけの話だったはずなのに

ロンドンの自宅にはすでに押さえられている
あの男が今停泊しているリスボンで助けを求めようと入港したのが失敗だった
まさか自分の所属するCafe-de-Genovaから指名手配されているなんて…

Julian
「クリスティナに庇護を頼む…わけにはいかないか
 彼女に迷惑をかけるわけにはいかない
 それに…私をよく知る人たちだ、確実に見張られているだろう」

Julian
「私の船もおそらく使えないだろう…
 どうにかしてあの男に連絡を取らなければ」

路地裏で今後の行動を思案して表通りを警戒していると見知った顔が横切る

Julian
「スーザ嬢…」

やはり彼女も追っ手の1人なのだろうか?
軽い絶望とともに硬直していると彼女はくるりと顔をこちらに向けた

Julian
「!」
 
とっさに体を翻して逃げようとする私に彼女は唇に指をあてて「しー」と促した
その様子に体の力を抜いて路地裏に座り込んでしまう
とてとてといつものように近づいて来る無防備な歩き方に安心を覚えつつ

Julian
「スーザ嬢…貴女は私を捕らえないのですか?」

スーザ
「ええ、私は手配書なんてよんでいませんし
 それに…信じていますから」

Julian
「ありがとう、スーザ嬢…貴女の信頼に応えるためにも
 必ず身の潔白を証明してみせます」

スーザ
「期待してまっています、Julian卿
 そして…おやすみなさい」

背後に人の気配を感じると同時に衝撃を受け、私の意識は闇の中に沈んでいった





遠くから声が聞こえる

「このまま………罪を…………
  ………………公表して………吐かれる前に……」
「やはり………最善…………
 かわいそうだが………彼一人に……… 」

目覚めかけた意識が再び闇の中に飲み込まれていく…





ブログの読者を騙すことに失敗したjulianは
調理師中也を頼りにリスボンへ逃げた。
しかし、中也はCAFEとの関係がこじれることを恐れ、
すべての責任をjulianに押しつけることを決めた。
翌朝、julianの処刑が実行される…。

Manon
「…汝の罪はヤられるによって償われ、
 汝の魂を浄化する。

julian
「やめろーッ! オレを放せーッ!
 頼むーッ、ヤらないでくれーッ!!

Manon
「祈りなさい。
 そしてそこにひざまずくのです。

julian
「ふざけるなーッ! どうして、
 オレがヤられなきゃいけないんだッ!

Manon
「大いなる父sanativeよ。
 この者の罪を許したまえ。

julian
「頼むよ…、やめてくれーッ!!
 調理師様を呼んでくれーッ!
「オレはあの人に…、中也様のネタに
 のっただけなんだーッ!
「いやだーッ!、ヤられたくないーッ!
 やめてくれーッ!

「助けてくれッ、アンジェラ、ヨハンナ、イングリド、クリスティナ、ロサリオ、ベアトリス、イレーヌ、シャジャル、ジョヴァンナ、エレオノーラ、ミュリネー、ユリア、ラディア、ワイラ、ラエマ、ガーダ、パールラティ、アリーチェ、カルロータ、メアリー、テレシア、ユージェニー、エミリア、ジセルッ!!」
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by elixir7 | 2006-10-01 20:11 | 大航海OL